お知らせ

病気の治療、その②どろ巻き

2025.04.24

栽培日誌

先日、「嫌いな作業」としてご紹介した腐乱病の治療。実は続きがあります。

病変部を削り取っても病原菌がまだ残存している可能性があり、そこから再度病気が広がってしまう可能性があるのです。そこで病変部を削り取った木の幹に水でこねた泥を塗りつけてふたをし、菌を窒息させて再拡大を防ぐのです。

これまた地味な作業で、ペタペタペタペタ泥を張り付けていきます。ただ、この作業は意外と好きです。病変部を削るのは嫌いなんですが。泥をこねたり塗り付けたりと童心に返るからですかね。

一番ひどかった病気の木もどろ巻き完了。シナノスイート!何とか生き残って!

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