シナノスイート玉回し中です。
2024.10.08
栽培日誌
シナノスイートは収穫までの最後の作業「玉回し」をおこなっています。
葉摘みをして、葉っぱを少なくしても陽光面とは反対側はどうしても色づきが悪くなってしまいます。そのためりんごの実を一つずつ、くるりと反転させて、色づきの悪い面を表に出して日に当てていく作業です。全ての実を当然のことながら手で回していくわけです。こういう作業をしているとりんご栽培は「手仕事」に尽きるなぁとしみじみと思います。
日に当てることで果実の中の糖を合成する酵素の働きが活発になり糖分も上がっていきます。そしてやっぱり「真っ赤なりんご」のほうが単純に綺麗で美味しそうですよね。
今年は10月も気温が高い日が続いており、シナノスイートの成熟が例年よりも1週間ほど遅れています。シナノスイートを楽しみに待っていただいている皆様、もう少々お待ちくださいませ。